今回は長野県松本市の観光ランキングと題し、おすすめの場所5つを紹介していきます。
長野県は移住移行調査で、13年連続移住してみたい県ナンバー1に輝きその中でも松本市は特に人気があります。
そんな松本市には、観光スポットも豊富でロマンを感じる場所や風情を感じられる場所も沢山あり、どこに行こうか迷ってしまいますね。
そこで今回は、地元在住の筆者が松本市に訪れたら是非行ってもらいたい場所を5つ選びました。
地元の筆者が自信をもって紹介するので是非参考にしてみて下さい。
長野県松本市の魅力
長野県松本市は「三ガク都」と表現してその魅力を世界中に発信しています。
「三ガク都」とは北アルプスや美ヶ原などの山に囲まれている為「岳都」
国内で最古の小学校である旧開智学校から受け継ぐ教育としての「学都」
もう一つは、スズキ・メソードやサイトウ・キネン・フェスティバルに代表される音楽の街の「楽都」です。
長野県松本市の観光ランキング・ベスト5
ランキングは、筆者が普段からよく訪れている場所から5つをピックアップし独断と偏見でランキング付けをしました。
では、早速発表していきましょう。
第5位 縄手通り商店街
縄手通りは江戸時代の町並みを再現しており道は石畳み、建物を武家屋敷長屋門風にしております。
古民具や骨董屋、駄菓子など50店程が軒並み連なっており散策するにはピッタリ。
レトロ感がありタイムスリップした感じがおすすめ、また終日歩行者天国でもあるので風情を楽しむには丁度いいですね。
縄手の名の由来は、松本城の南惣堀(みなみそうぼり)と女鳥羽川(めとばがわ)の川にはさまれた“縄のように細く長い土手”に由来しています。
他にも「なわて・ナワテ」と書いたりします。
縄手通りのシンボルはカエル、何故カエルかと言うとその昔カジカガエルという澄んだ川にしか生息しないカエルがいました。
カジカカエルの鳴き声は美しく”清流の歌姫”と呼ばれております。
再びカジカカエルが生息できる澄んだ川になって欲しいと言う願いが込められており、近い将来そんな日が訪れる事を心から願います。
縄手通りの東入口には、カエルの可愛い石像があり西入口には2001年東京藝術大学デザイン課から贈られたガマ侍があります。
ガマ侍は、元々カエルの神輿を制作した大学生が貰って欲しいとの事で上野まで軽トラで取りに行きました。
カエルの苦手な人は、目の前を通るのも嫌がる程リアル感あります。
基本情報
第4位 中町通り
ここでは朝市がおすすめ、松本市近郊の農家の人たちが季節の野菜、果汁、山菜、花、果物、キノコ、などを持ち寄って開いてます。
新鮮さはもちろん値段もリーズナブルで大人気を誇り、10分弱で売り切れる農家も多く嬉しい悲鳴を上げています。
「日本一短い朝市」と言われていて、調理方法や漬け方など農家の知恵も教えてくれて会話も楽しめます。
中町通りと言えば蔵造りでありますが江戸・明治時代、火から守るために漆喰で作られた「なまこ壁の土蔵」が今も数多く残っています。
近年できた建物も景観を統一しようと一部をなまこ壁にしたり真似したりして努力しました。
松本民芸家具のお店や民芸品店、イタリアン・和食・そば・等の飲食店、八百屋さん等、幅広い年代の方が楽しめる観光商店街です。
商店街の数箇所に井戸があり特にポンプ式の井戸は観光客の人達に大人気、とてもノスタルジックですよ。
基本情報
第3位 旧開智学校校舎
小学校の教科書にも載る「旧開智学校」は、松本城のすぐ北にある歴史的な建築物!
天使を象った正面のデザインや、ステンドグラスなど魅力的な建築は必見の価値あり!
観光スポットでもある松本城からも近くアクセス抜群で人気が高い!
藤棚の下の休憩スペースを無料開放中、正面の旧司祭館で開智学校の紹介展示や売店の営業しているので、立ち寄ってみる価値があります。
令和元年9月30日の官報告示号外第126号(文部科学省告示第70号)により、正式に国宝に指定されました。
やはり魅力的なのは今ではあまり見られない独特の建築やデザインは素敵!
外から見える「開智学校」と書かれた校名板の左右には、2体の可愛い天使があなたを歓迎してくれます。
天使のモチーフは、当時発行されていた新聞「東京日日新聞」の題字をモチーフ。
和と洋が混合した建物は海外の文化が日本に入ってきた時代、文明開化の時代を象徴するようなデザイン・建築ですよ。
校内の扉は当時のままで、龍の彫刻もとても綺麗で独創性に溢れていて、個性的な空間造りに一役担う感じがとても素晴らしい!
他にもステンドグラスや和紙が張られた天井など、一風変わった建築を超絶に楽しめるます。
旧開智学校は歴史的な建築物としてだけでなく、博物館としての顔も持っています。
校内には当時を再現した教室や職員室などがあり、各部屋には開智学校に関する資料と当時の教育の資料などが見られます。
基本情報
第2位 松本市美術館
外観は松本市出身の世界的デザイナー草間彌生氏がデザイン、赤の水玉模様が特徴で可愛らしさが出てます。
入口付近には水玉模様の「幻の華」と呼ばれるオブジェがあなたを迎え入れてくれますよ。
草間彌生氏の作品は3階に常設、代表作の黄色いカボチャ「大いなる巨大な南瓜」も黄色い水玉空間で思いっきり堪能できますよ。
2階は企画展が行われている為、訪れる前に美術館のホームぺージを要チェック!
また、美術館には色んな場所に水玉模様があり、自動販売機やベンチまで見ているだけで楽しくて面白い美術館です。
学都と呼ばれる松本市で心を開き学びの森の美術館として、2002年4月に松本市美術館は開館しました。
松本市美術館には4つの理念があり「鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場」を掲げ、地域に親しまれる総合美術館を目指してます。
- 鑑賞の場:美術資料の鑑賞に適した展示環境を創出
- 表現の場:先人が培った郷土の美術遺産の顕彰と未来への発展を展望する美術遺産の創成
- 学習の場:生涯学習を推進する市民の合言葉、美術館は芸術分野の学習拠点
- 交流の場:市内外、国内外との国際交流を担う場
みなさんも松本市美術館に訪れて芸術に触れたり色んな人と交流してみれば、新しい発見がありますよ。
基本情報
第1位 松本城
雪渓がある北アルプスを背に構える松本城は漆黒の外装、その景観は雄大で勇ましく感じます。
別名、烏(からす)城とも呼ばれる松本城は、世界遺産に登録されている姫路城より人気(株式会社東北新社調べによると1位)です。
人気の理由は、冒頭でもふれましたが北アルプスを背景にした美しい構えと時空を超えて現存する天守閣が人気。
天守閣は、松本平が一望でき美味しい空気が吸えて松本に来た感が感じられるので是非ともおすすめです。
天守閣に行くまでは急な階段を上って行かなければなりませんので、上り下りは足元に十文なご注意を!
「松本城」が築城されたのは、1504年(永正元年)に前身となる「深志城」(ふかしじょう)として誕生しました。
1582年(天正10年)に小笠原貞慶(おがさわらさだよし)により改名され松本城となります。
その後は城主が次から次へと入れ替わり小笠原氏、石川氏、戸田氏などが務めました。
松本城は、日本にある十二天守のうち5層6階の天守を持つ最古の城でもあります。
1929年(昭和4年)に制定された「国宝保存法」によって敷地全体が1936年(昭和11年)に国宝に指定されました。
その後も1952年(昭和27年)には「文化財保護法」によって5棟が国宝に指定されました。
天守、乾子天守、渡櫓、辰巳附櫓(たつみつけやぐら)、月見櫓です。
様々な時代に作られた天守や櫓が一緒になった城は、日本ではこの松本城だけなのです。
基本情報
長野県松本市の観光ランキング・ベスト5のまとめ
今回は長野県松本市の観光ランキングベスト5、という事でここまで書いてきました。
- 第5位:縄手通り商店街
- 第4位:中町通り
- 第3位:旧開智学校校舎
- 第2位:松本市美術館
- 第1位:松本城
いずれの場所も絶対の自信を持ってお勧めできるので文化と芸術に触れあえば、きっと楽しい思い出が胸に刻まれますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、次回もよろしくお願いします。
コメント